Live of KAT-TUN"Real Face" 横浜公演 5/7 2部感想(2)

おはようございます。
昨日のCDTVのデートしたいアーティスト,仁亀がワンツーフィニッシュでしたね。おめでとう!


さて,お天気は何とかもちそうですね。出かける前に,不良債権(なのか?)を片付けておかないと...ということで,横アリレポをアップしますね。



スタンド席にメンバー登場
“PRECIOUS ONE”の辺りから何となくスタンド席がざわつき始める。KAT-TUNのメンバーがはけた後は席を離れる人も目立つ。
ちょっと待て,まだ終わってないのに立つってどういうことだ?しかも,オーラスだよ?アンコールだってあるじゃん?
私は列の端の席だったので,横の通路を人が動くとどうしても気になる。挙句の果てには横に人がたまりだした。はっきり言ってウザい。...と心の中で毒づいていて,ようやく気づいた。そうだ,アンコールでスタンド席にメンバーが来るんだった。この後ろにある通路をトロッコが通るってことか。そう思って後ろを振り向いたら,ちょうど目の前にトロッコが登場した。近い!近い!!近い!!!(うるさい)
メインからも花道からもバクステからも遠い遠いスタンド席でも観客が暴れないのは,これがあるからなのか,と妙に納得。今回のライブに参加すればするほど,メンバーとスタッフの観客に対する思いやりみたいなものを強く感じる。


さて,この目の前のトロッコに一体誰が来るんだろう?亀ちゃん?仁くん?


そう思っていたら,暗がりの中,軽い身のこなしでトロッコに乗る人影が。仁くんだった。至近距離で見る彼は,バンダナで顔は隠れ気味だし,かろうじて見える目の下はクマがくっきりで痛々しい。でも,不謹慎な発言を許されるなら,仁くんはそんな痛々しい姿でも,やはり美しい。歌いだしのところでトロッコにしゃがんでいるときに口元をふっとほころばせたのと,歌いだして立ち上がったときのたたずまいに,“この人,こんなにカッコよかったっけ...”と少しボーっと眺めてしまった。


ファンを見つめる視線
少し遠目に視線を飛ばして歌いながら動いていく仁くんと交代で,今度は亀ちゃんが近づいてくる。トロッコはスタンド席の中段を進んでくるのだけど,亀ちゃんは,スタンド上部を見上げたり,トロッコの手すりに少しよりかかるようにしてスタンド下部を見下ろしたりを交互に繰り返しながら進んでくる。別に目を合わせたり,手を振ってもらったりすることが目的ではないのだけど,自分の目の前でクルっと逆を向かれたら,さすがにテンション下がるだろうなぁと余計なことを考えながら,近づいてくる姿を追っていると,私たちのブロックでは私たちのほうを見てくれた(私,ツイてる!)。
名古屋で見たときは少し挑戦的だったり,この日の1部も険しい表情だったりしたと思うのだけど,今,目の前にある亀ちゃんの表情はひたすら穏やかで優しい。そして,トロッコに近い席の人たちには一人一人の顔を覗くように視線を送り,少し遠目の席に目をやるときには,かすかに「バイバイ」と口を動かしたり,手を振ってくれたりする。ものすごい数の人を相手にしているにも関わらず,どうやったら,こんなに長く目を合わせている感覚に陥らせることができるのだろう。ファンのことを考えていない人には,とてもできないことだ。
でも,実は驚いたのは,その後だった。亀ちゃんがスタンド上部に視線を移して,トロッコも私たちの前を通り過ぎたので,私もステージのほうに一旦視線を戻した。でも,何となく視線を感じて,もう一度トロッコのほうに目をやると,亀ちゃんがまたこちらを見てくれている。きっと見落としがないように少しずつ範囲をダブらせながら見ていたのだと思う。自分の目の届く範囲にいる人たちのことは一人残らず見てやる,という意気込みというか,ファンに対する想いみたいなものを感じた気がした。


私が亀ちゃんのことを信じられるのは,いろいろあっても落ち着いていられるのは,たぶんあの視線に出会っていたからだと思う。あの視線に嘘はないと思うから。もっと言うなら,あの視線になら騙されても良いかなと思えるから。


WアンコールはWill be Alrightで

場内整理のアナウンスを行う人が出てきて指示を始めても,“アンコール!”の合唱は鳴り止まない。しばらくして,衣装を脱いでバスタオルを肩にかけたメンバーたちが出てきた。「こうやってアンコールって声をかけてもらえるのはホント嬉しいですね」というゆっちの言葉に続いて,メンバーが口々に。
「もう一曲やっちゃいましょうか?」
「何やる?」
「やっぱりここはカップリング曲で」
「どっちやろうか?」
「Will be Alright」


やったーーーーーーっと小躍りしたい気分。最後の最後に,好きな曲が聴けて嬉しい!


私にとってのSPECIAL HAPPINESS
ライブが終わったあと,今終わりました,とか,亀ちゃん元気でしたよとかそういうメールを打つ相手がいるのが何だか嬉しい(こんなことを言うとお友達が少なそうな淋しいヤツに見えてしまうかもしれないけど!苦笑)。ファンの人と「今日のステージのここが良かった」とか,あそこの席から見ると誰々がよく見えたとかこんなことしてた,というような,そういう何気ない会話ができるのが嬉しい。
そして,今回のツアーで一番嬉しかったのは,ライブに参加した方から「私はやっぱり亀ちゃんのことが好きなんだなぁと思いました」というメールをもらったことだった。私も全く同じ気持ちだったから。


亀ちゃんに,こんなファンの想いが少しでも届いていますように。