「マイ☆ボス マイ☆ヒーロー」最終話 感想


最後まで,一本筋の通ったコメディという印象。バカなところはとことんバカで,シリアスなところはとことんシリアスで,そういうメリハリの効いたトーンは最後まで変わらなくて,安心して見ていられたし,最後まで楽しかった。


十分楽しませてもらったので,細かい話はどうでもいいといえばいいのだけど,少しだけマジメな話をすると,真喜男が結局卒業できなくて,でもまた高校に行くことにしたというオチがとてもよかったと思った。超法規的措置で卒業できることにするというオチもありだったと思うのだけど,学校という制度に則ってきちんと「卒業する」ということと,クラスの中に確かに存在していた,あいつは仲間だ,とみんなが思うことは,別の次元の話だというところがはっきり出ていて,単なるハッピーエンドより印象的だったし,納得できるものだった。そして,あの「3-A」だからよかったとか高校に行く価値があったというのではなくて,真喜男が「高校を卒業する」ことに価値を見出したところも,よかった。


最後にカズと桜なんとかの絡みも見られたしね(笑)。梅村さんも最後まで可愛かったし。


聖,お疲れさま!
すごい存在感というか,聖の演技がストーリーの随所にスパイスを効かせていて,「マイボス」には欠かせないキャストだなと毎回思いながら見てました。いいドラマに出られて,すごくいい使い方をしてもらえて,ホントによかったね。いい仕事したよね。脇役であれだけの存在感を残せる役者って,実は貴重だと思う。聖,すごいよ!
今朝の朝日新聞に写真入でインタビューが掲載されていたり,番宣で登場したときかなり顔がシャープになってたり,マイボスの終了直後に新ドラマのスポットで全然別の表情を見せていたりするのを見ると,正直,わー,しんどそうだなって思っちゃったりするんだけど,でも聖のことだから,大丈夫だよね。


さぁ,次は1ヵ月後。ワクワクしながら待ってます。