ジャニーズ恐るべし?!

カウンタの動きが先週までと違う。全然違う。
これは「野ブタ。」とか「亀梨くん」「仁くん」とかっていうキーワードに反応しているってことでしょうか。だとしたら,ジャニーズ恐るべしですねぇ。っていうか,KAT-TUNがすごいってことなのかな?

ドラマとかテレビに出てるのを見ているだけの典型的なお茶の間ファンで,にも関わらず,最近の怒涛の露出には全くついていけていないのですが(特に海外にいると全くダメだということがわかった),何となくKAT-TUNには期待しちゃってたりします。
いや,ジャニーズは苦手なはずだったんですけどね。私は「かわいい男の子」ってダメなんです。だから,「ごくせん」第1話の小田切竜を見て「か,かっこいい(驚)」と思い,エンディングで「亀梨和也KAT-TUN)」という表示を見たときは,「ジャニーズをかっこいいと思うようになってしまったか...」と敗北感でいっぱいだったんですけれども。「海賊帆」と「Summary」をDVDで見て,偏見だったなって思いました。ジャニファンの皆さま,というかKAT-TUNファンの皆さま,すみませんでした(亀梨くん風のお辞儀つき←あの深々と頭を下げるヤツです。念のため)。

まあ,そんなこんなで,KAT-TUNは注目してます。亀梨くんの演技にも期待してます。それだけに,「野ブタ。」では修二の描き方が中途半端で,ちょっと不満です。原作の修二に激しく共感したくちで,自己プロデュースという点で亀梨くんはぴったりだと思っていたので。

今までのところを見る限り,製作する側が着地点を決めかねているというか,修二のキャラを決めきれていない気がします。原作の修二は,ぱっと見すごくいい人で人気者で,だけど実際にはそれを演じているだけという意識があって...嫌なやつなんだけど,演じているのは世の中をなめてるからというよりは,みんなに見せる自分はこうであるべきだ,という気持ちがあるから,素の自分に自信がないから,だと思うんです。いい人を演じちゃった後に,「あぁ,俺,なんでいい人演じちゃったんだろ。本当の俺は優しくもなんともないのに」って自分の行動にツッコミ入れてるわけですよね。しかも演じることにそれなりに疲れてもいる。ある意味,すごく真面目な人だとも言えるのではないかと思っています。

でも,ドラマの修二は普通にいい人だし,信子に優しくすることについて,彼自身がどう思っているかが,見えてこない。修二の抱えている問題は「家の中では,せこい」とかいうレベルじゃないと思うんだけどなぁ...(しかも弟に指摘されてるようじゃぁねぇ)。描き方が丁寧じゃないっていうか...。

野ブタ。」については,近いうちにきちんと感想を書こうと思います(なんといっても,まだ第2話までしか見終えてないもんで...なのに,うっかりこんなに書いてしまった)。

日頃,熱心なKAT-TUNファンのサイトをのぞかせてもらって,彼らのKAT-TUNに対する愛情の深さに触れているので,実はこういう風に感想を書くこと自体,かなり勇気のいることだというか,恐れ多いなと思わないでもないのですが,ここではKAT-TUNファンだからというのではなくて,ドラマとか映画とか音楽好きの視点から亀梨くんやKAT-TUNの活動について,ちょこちょこ書いていけたらいいなと思っています。