「野ブタ。をプロデュース」第8話

このところ土曜日に仕事が入りまくりなので,先ほどようやく第8話を見終わりました。
前回大変なことになっていたので,第8話は見ていられないんじゃないかと心配しましたが,それほどでもなくて,ちょっとほっとしてます。


もちろん,修二はひどい状況に陥るわけですが...
個人的には,友達を見殺しにしたという状況よりも,まりことお弁当を食べてないことがクラスメートにばれるところが痛かったですね。
その中で,修二の
「どんぞこまで落ちても,人生は終わらない。」
っていうセリフは,まさにその通りだと思いました。
そういう風に思ったこと,何度もあったよなぁって。
全部リセットできたらどんなにかいいのにって。
だから,原作には共感したんだったよなって思ったり。
でも,現実にはどんな辛い状況でも簡単に終わりにするわけにはいかない。
ものすごくリアリティのあるセリフでした。


特に印象に残ったのは,
「蒼井がそんなことするわけないじゃん。お前の友達なんだからさ」
とかすかに微笑んで帰っていった修二と,
見たくないものを見なかったことにして,その次の日に「一緒に帰ろう」といつもどおりに言った彰。
二人とも最高にかっこよかった。


あとは,お弁当を置いていったまりこ。
修二の状況を打開する存在としては描かれていないので,本筋からは外れるのかもしれないけれど,修二が恐れていたように恨んだり嫌ったりしているわけではないという彼女の気持ちが,どこかで活きてくるといいなぁと思います。