「3年B組金八先生」第7シリーズ


今,金八先生の再放送をやってますよね。
私は,金八先生の話自体はあんまり好きじゃなかったんでどのシリーズもリアルタイムでは見ていないんですが,第7シリーズのしゅうが警察に連れて行かれてしまう回だけは,なんかで偶然見たんですよね。


金八先生
「あんなに近くにいたのに,私は,しゅうが苦しんでいることに気付いてやれませんでした」
という,あの落胆ぶりにすごく共感して,金八先生というドラマを見直しました。


他の先生は気付かないようなことでも絶対に気付いて助けてあげるのが金八先生なんだろうと思っていて,そんなこと現実には不可能なんだよって思っていたから,あのドラマのこと,好きじゃなかったんです。
どんなに生徒や他人のことを考えているつもりでいたって,それが相手にきちんと伝わることのほうが少ないし,そもそも相手のためになるかどうかだってわからないし...
でもそんな無力感を感じながらも,それでもなお,やっぱり生徒のことが好きで,自分にできる形で生徒のことを愛し続けるしかないっていうのが先生なんじゃないかなと思うんです。
私が偶然見た第7シリーズの金八先生は,そんな日頃の実感に限りなく近かったなと思って。


で,そのことを思い出して再放送を見たら。
康二郎(藪くん)が座ってるところは第5シリーズの明彦(亀ちゃん)と一緒なんですね。
しゅう(八乙女くん)の座席は健次郎(風間くん)と一緒で。
なつかし〜。(と,いきなり話の本筋からずれますが)


第5シリーズだけは見ちゃいました。しかも,かなりリピート。なんせ亀梨さんがご出演だったもので。(結局それかよ)
他のシリーズを見ていませんから比較はできないんですけど,第5シリーズはけっこうよかったです。
メインの健次郎一家の話は,ちょっと微妙でしたけど...
脇の子たちのキャラがけっこう立ってたという印象でした。
特に明彦。
亀ちゃんがやったからっていうだけじゃなくて(もちろんそれもあるにはあるけど),ああいうキャラ嫌いじゃないです。
わかりやすくて。(笑)
かわいがって欲しいオーラがばんばん出てる辺りが特に。



ああいうわかりやすいのばっかりだと嬉しいんだけどなぁ。
現実は厳しいんだよな。