「3年B組金八先生」第7シリーズスペシャル

見ごたえのある2時間半でした。
泣けるかどうかという点で見れば,シリーズの最終回のほうが上だと思うんですけど,おさまるところにおさまったという意味で。
キャストの上手い下手はあったんですけど,それも横に置いておこうと思えるくらいに,一本筋が通っていたというか,言いたいことがはっきりしていたというか。


しゅうに焦点があてられていたので,康二郎の話がやや手薄だったなという気はしないでもないですが。
康二郎がらみで,金八先生緑山高校の先生とやりあうところ,あそこがやりたかったっていうことなのかな。
あの場面は,見終わった後になぜか涙が出てきてしまいました。
内藤先生みたいな考え方の人って実は多いと思うんです。
よくぞ言ってくれたというのと,自分だったらそう思わないと言い切れるか,偏見を持っている人に対してああも見事に言い返せるだろうか,という気持ちで,何だか複雑で。


難しいですね。