リアルな彼らを見たい

diary

どうも，わがブログ，予約だけじゃなくてビジュアルジャックの状況把握にも乗り遅れているようで。


Mステに東京ドームから出るってことは，コンサート後？コンサート中？ドームを埋め尽くしてるお客さんを使わない手はないから，コンサートとしては一通りやった後に，「Real Face」だけTV仕様でやるってことかな？（いろいろ想像中）
でもテレビの中継が入ると，コンサートとしては流れが切れちゃってもったいないような気もするんですよね。どうなんだろうなぁ。おめでたいし，コンサートって言っても東京ドームのはお祝いイベントみたいなもんだから，いいのかなぁ。
いや，おそらくコンサートに行けない人たちも沢山いるだろうから，ちらっとでも見られるっていうのはすごくありがたいことだと思うんですよ。でも，コンサートってやっぱり一つの作品だと思うし，その場を共有している人のものじゃないのかなぁ，とも思うんですよ。これまで気が遠くなるほど長い間ずっとデビューを心待ちにして彼らを追いかけ続けてきたファンのものじゃないかと思うんですよ。
その日のうちに姿を見せてくれるのもすごく嬉しいけど，どちらかといえば，東京ドームのコンサートをそのままそっくりDVDにして出して欲しいな。音が変でも，カメラがちょっとくらい泳いでも，MCグダグダでもいいから，デビューコンサートをまんま残してほしいなぁ，まんま見せて欲しいなぁ，と思います。何枚に分けてもいいから。特典なんてつけないでいいから。


Mr.Childrenが桜井さんの病気を乗り越えて復活したとき，一夜限りのライブをやって，それをDVDにしてるんですけど，それが本当にイイんです。ミスチルって，音でも構成でも，ものすごくこだわってる人たちなので，あんなに不完全なのをよくそのまま出したよなぁと思うんですけど，でもすっごくイイんですよ。桜井さんの声がひっくり返っちゃってたり，MCグダグダだったりするんですけど，また歌えて嬉しい！っていう気持ちがすごくすごく伝わってきて，これまでのライブDVDの中で一番良かったんじゃないかとさえ思います。で，プロデューサの小林さんがこんなことを書いているんですけど。

        • -

次の日，会社の視聴室みたいなところで，きちんと静視，静聴した。
5,6曲見たところで軽く「これはヤバいなあ」，と思った。
ちょっと直せば完璧になる，というようなものではやはりなかった。
（中略）
しかし最後まで見たら，やはりこれでいいのだ，と思った。
それどころか，へたに直したりせずにこのまま一つの記録として出すべきだと思った。
あの日，12月21日に確かにこのままのライブが行われ，このままの編集でテレビに流れたのだ。
手の込んだドラマよりよっぽどリアルなドラマでもあった。
（小林武史　"Mr.Children wonderful world on DEC 21"より）

        • -


KAT-TUNについても，同じことが言えると思うんです。KAT-TUNを知るきっかけは仁くんとか亀ちゃんの演技かもしれないけど，みんな彼ら個人だけじゃなくKAT-TUNに落ちたのはあの歌唱力とかパフォーマンス力にKOされたからでしょ？だとしたら，デビューコンサートであっても，やっぱり“これぞ，KAT-TUN”なパフォーマンスにしてもらいたいですよね。それをジャマしない企画であればいいなぁと思います。