Mステ「Real Face」感想

とうとう来た。この日が来た。
彼らならかっこよくやってくれるに違いないという期待とともに,いよいよデビュー曲をフルコーラスで聴くのだという緊張と,そして大丈夫だよね?というかすかな心配と...ごちゃまぜの感情を胸に抱きながら,固唾を飲んで見守った数分間。


長かった。
長かったよ(笑)。
彼らのパフォーマンスをこんなに長いと感じたのは,おそらく初めてだと思う。で,終わったとたん,不覚にもほっとしてしまった。しかも,頭は真っ白。身内でもないのに,この緊張はなんだって感じ...


見ているときに唯一思い浮かんだのは「よかったね」という言葉だった。彼らがステージをとても楽しんでいるように見えたから。途中でメンバーの笑顔が見られたから。それって一番大切なことなんじゃないかって思う。


正直に告白することを許されるなら,「Summary」のDVDで「NEVER AGAIN」を見たときとか,Mステで「SHE SAID...」や「FREEZE〜青天の霹靂」を聴いたときほどのゾクゾク感はなかった。まあ,見ているこちらも過剰に期待してしまっていたところがあるし(事務所にあれだけ煽られちゃね〜笑),インディーズバンドがメジャーデビューするときにそのファンが往々にして経験することなのだろうという気もするし,そのこと自体は大した問題ではない。
なんでゾクゾクしないのかなって考えていて,ふと気づいたのは「Real Face」ってKAT-TUNにしてはちょっと優等生っぽすぎる曲なんだよな〜ということ。客席を思いっきり煽ったり,エロさ全開のパフォーマンスをしたり,ダンスやしぐさをギリギリまで崩してみせたり..というのがしにくいというか。
でも,KAT-TUNって,マジにやるんだけど,どこまで崩せるかギリギリのところまで挑戦したり,観客に「お前ら,どこまでもついてくるんだろ?」って挑発してみたり...っていうところが魅力だと思うので,それだけは忘れないで欲しい。仁くんとか聖が「俺たちは変わらないし,変わりたくない」って何度も言うのは,きっとそのことだろうと思っているんだけど。


仁くんの舌打ちとか上ぼの意外と長くてしっかりしている腕とか(実は腕フェチ。笑),細かいところでは沢山ツボがあったけれど,今日は亀ちゃんに一票。
途中のソロダンス,あの腰の回し方は今まで見た中で一番エロかった。よかったよ!