Live of KAT-TUN "Real Face" 名古屋公演(3)ライブを客観視する

今日は少クラだったんですよね...?(あ..日付詐称です!)
しかも亀ちゃんプロデュースだったんですよね。いかがでしたか?私は少クラがいまだに見られない環境なので,今日は一日出かけていました。“今ごろコンサート始まった頃だなぁ”とか思いながら。


さて,ライブレポの続きです。時間が経つにつれて,あれは夢だったんじゃないかという気分になってきていますが(笑),今日は5日1部の公演の様子をざっと。あとはソロの感想をアップしたらレポも終了です。




わかってはいたけれど...遠い
5日はスタンド席での参加。前日の経験から,ぎりぎりに行っても問題ないことがわかっていたので,お昼過ぎまで,郵便局でYou&Jの申し込みをしたり,書店でananをゲットしたり...とKAT-TUNがらみの雑用(笑)をこなしながら時間をつぶす。会場には,本当にぎりぎりに到着。


スタンド席に入ってみたものの,よく場所がわからなくて,係員さんにチケットを見せると「ずーーーっと向こうの上のほうです」と気の毒そうに言われてしまった。言われたとおりに進んでいくと,目指すブロックを発見。...ちょっと待って?!4F席って書いてないか?
こんどは列を探し始めるが,階段を上がっても上がっても目的の座席番号が見つからない...と思っていたら最上段に到達してしまった。


...遠い(泣)。
いや,昨日の座席のほうがおかしいんだって。あれと比べちゃいけないって。そう言い聞かせてみるものの,やっぱり遠い。しかも,メインステージにかなり近いところなので,彼らのパフォーマンスを横から見ることになる。単に遠いだけでなくて,はっきり言って観づらい。
でも,これが現実。アリーナ席を眺めおろしながら,昨日観たものが全部幻だったような,そんな気分になる。


遠い席でも彼らを身近に感じられる

今日は14:00を5分ほどまわってからライブがスタート。アリーナ席ではよく見えなかった6人の登場シーンが,とてもよく見える。一人ずつ舞台の下からジャンプして登場するのが,遠目に観るとすごくカッコいい。


前半はムービングステージの上でのパフォーマンスが多くて,まさにアリーナ席タイム。昨日の私は,この時間帯にイっちゃってたのね...と冷静に分析してみたりする(笑)。でもメンバーはアリーナ席ばかり観ているわけでもなかった。定期的にカメラに向かってアピールしてくれるので,スタンド席にいてもスクリーンを観ているとちょっとだけ幸せになれる(残念ながら,爆発的に幸せというわけにはいかない。笑)。前半,一人ずつカメラアピールするところで,仁亀聖が徹底的にセクシー&硬派路線で来たのに対して,残りの三人が爽やかに,しかもかわいく手を振ってアピールしていたのが印象的だった。


中盤から後半にかけてはスタンド前に設置されているリフトや花道をメンバーが走り回って,スタンド席タイムとも言うべき時間帯に突入する。
とにかく驚くのは,どの座席にいても,6人を必ず近くに感じられるようになっているということ。会場の使い方がすごく上手い。もちろん,直接お手振りをしてもらえたり握手をしてもらえたりするのは,スタンド席の前のほうの何列かだけで,後ろのほうの席はそりゃもうどうしようもないのだけど,リフトやトロッコを使ったり,花道から上を見上げてくれたりするので,私たちも忘れられてないんだなぁと嬉しくなる。特に亀ちゃんが私たち側のスタンド席のほぼ中央で,客席を見上げながら両手を広げてアピールしてくれたのが,印象的だった。亀ちゃんって,会場のみんなに同じだけの愛情を届けるのが本当に上手い。仁くんもスタンド席に向かって投げたつもりの色紙が戻ってきてアリーナ席に落ちてしまったときに,スタンド席に向かって“ごめんなさい”と手を合わせていたり,随所に気遣いを見せていた。
もう一つスタンド席で観ていて痛いほど感じたのは,6人ともハンパない運動量だということ。中盤以降,一ヶ所にとどまってパフォーマンスするのは"I LIKE IT"と"BUTTERFLY",お遊びのアミーゴくらいで,あとはみんなずっと歩きながら,走りながら,歌を歌い,観客の声援にも応えている。
さすがに,この日は6人とも歌うのがきつそうだった。声が割れていたり,伸ばす音が途中で消えていたり...(じゅんのだけはジャンプしながら観客を煽っていた...彼の体力に脱帽)。でも,みんな疲れた表情は決して見せない。きっと疲れているに違いないのだけど,笑顔で,とっても充実した表情を見せている。そんなところに,彼らのプライドの高さを感じた。


MCはサクサク進む
この日も,“CDデビューして初めてのコンサート”“名古屋の皆さんのおかげです”という前日同様のネタ振りから始まる。亀ちゃんが,ちょっと笑っちゃいながらも「名古屋のみそかつがなかったら,今の俺はない」と言い切る。単に前日だか当日だかに食べたから,こうして元気にステージに立っていられるということらしい。そういう意味かよ(笑)。
...が,この日のMCは前日と違って,かなりサクサク進んだ。で,サクサク進むときは,やっぱり亀ちゃんがなんとな〜く仕切っているんだよなぁと思う。しゃべりのメインはこの日も田中。コンビだったのだけど,話題をうまく切り替える役割をしていたのは亀ちゃんだった。“ドラマ見たよ”とか“CMもやってるんだよね?”とか,“ラジオの宣伝しないと,名古屋の人たち知らないんじゃない?”というように,MCの舵取りをしている印象。


ラジオでデビュー記念キーホルダを差し上げますという代わりに,ゆっちが「聖の弟をプレゼントします」。すると,次々それに続く。
亀「俺の弟もいいよ」
仁「あ,俺の弟もいいよ」
亀「中丸の次女もあげます」
ゆっち「なんで次女なんだよ!長女はどこいったんだよ!(笑)」


ドラマの話。
聖のドラマがすごく感動的だった,という話で盛り上がる。亀ちゃんは「本当にすごくよかったよ。ねぇ?」と客席に呼びかけ。手羽先を食べながらドラマ鑑賞をしたんだとか。「あのドラマに出ること考えたら,お前,その髪型にしといてよかったよな」と素で感心している様子。(ってことは,いままではボウズに反対だったの?)
そこから,じゅんのと聖の役柄が全然違うという話に。「同じグループなのに,なんでこんな違うんだよなぁ。かたや御曹司で,かたや「俺の妹になんか用あんのかよ」だぜ?」とブーたれる聖。他メン,笑って同意。
そこで何でかわからないのだけど,亀ちゃんが「かたや“じっちゃんの名にかけて”ですよ。(ゆっちのほうを指差して)かたや“じっちゃんになりかけて”ですよ」とつなぐ。ゆっちが「おい!なんでそうなるんだよ!」とツッコんで終わったのだけど,金田一ネタをしつこく出してくるあたり,もしや連ドラ化決定?と思わず深読みをしてしまう私だった。


アルバムがバラエティに富んでいて,オリジナル曲も新曲も二人ずつの曲も入っていて..という話をしたところで,MCはあっさり終了。公演自体も前日は3時間近くやっていたのに対して,この日は2時半弱で終了。どうも1部だとわりあいあっさり終わるらしい。


DBsのときにも思ったことだけれど,できることならジャニ関係のものには2回以上入ったほうがいい。一度見ただけでは細かいところまでは見られないし,それに何度か入ると印象はだいぶ変わるので。私も,本当に疲れたけれど,2回入ってよかったと思った。そして,最初はどうしようもないなと思ったスタンド席だったけれど,結果的にはKAT-TUNのメンバーが頑張ってくれたこともあり,十分楽しめた。