Live of KAT-TUN "Real Face"横浜公演 5/7 1部 感想

オープニングでは全員揃ってメインステージ上部から降臨。6人揃うと,やっぱり迫力がある。KAT-TUNって「降臨」という言葉が本当によく似合う。仁くんがバンダナで登場したのが,妙に印象に残る。


リアフェの出だしを聞いただけで,声は全員限界らしいということがわかった。仁くんはMステのときよりは復活していたかなと思うけれど,亀ちゃんのリアフェの入りもかすれているし,意外なことに聖の声が枯れていて,横アリ5daysというのは予想以上にきついんだなというのを実感する。じゅんのもどっかで声が裏返ってたし,亀ちゃんのスペハピは,声がカサカサで本当にしんどそうだった(曲の途中で「声が出ない(苦笑)」ってつぶやいてたし)。でも,枯れた声で,それでもメンバーが口々に「ライブって楽しいんだよ」って言ってくれるのが,本当に嬉しい。


滝沢演舞城が終わったために,突如としてJr.が豪華になっていた。特にABCは舞台慣れしていて,見ていてほっとする。落ち着いてるし,迫力もすごい。彼らの実力というか威力を一番感じたのは,じゅんのソロだった。ABCがバックについたおかげで,ダンス全体が大きく見えるようになった気がする。きっちり揃っているし,キレ味もするどいし,申し分ない。バックダンサーの能力って,なんだかんだ言って影響するもんなんだね。


ABCにしてもKis-My-Ft.2にしても,基本はバック担のお客さんに対してピンポイントで手を振るものらしい。河合くんとか藤ヶ谷くんとかはそりゃもうホントにわかりやすくて(笑),毎回手を振るポイントが決まっていた。ところが,塚田くんだけは違った。ピンポイントでお手振りというのは他の人と変わらないのだけど,どうもその相手をバック担に限っていないらしい。バック担であることをアピールしていない人にも平等に,それどころかKAT-TUNのメンバーに気を取られている観客(私です,すみません)にも丁寧に手を振ってくれる。名古屋で聖の失笑を買ったのが軽くトラウマになっていて(爆),手を振るのはよそうと決めていたのだけど,塚田くんの丁寧なお手振りには感激してしまい,思わず手を振り返してしまった。


他のメンバーとJr.の子たちには申し訳ないけど,前半はただひたすら亀ちゃんを見つめることにする。亀ちゃんは声はきつそうだったけれど,姿はキラキラだった!手抜きは一切なく,カメラに向かってのアピールもぬかりなく。「NEVER AGAIN」の前の“Are you ready?”とか,ソロの最初の“for you”とか。どうしてそんなにキメキメな表情できるんだよ〜。
今回私はアリーナ席の前のほうだったので,メンバーは歩きながら私たちのほうを見ることになる。トロッコやムービングステージ上からではなくて歩きながらということになると,実は客席をなめるように見ていくというのは難しいことだと思うのだけれど,亀ちゃんも聖もすごく丁寧に客席に視線を送ってくれた。MCを聞いていても,あの二人はものすごくよく客席を見ていることがわかる。一瞬亀ちゃんと目が合ったような気がしたのだけど,次の瞬間隣の人が爆発的に喜んでいたので,私じゃなかったんだなと思い直した。気のせいだったらしい。ま,そういうこともありますよね(笑)。