言葉を大切にするSingerであって欲しい

まずは,Pちゃん「抱いてセニョリータオリコン1位おめでとう!
ジャニーズだから失敗することは万に一つもないだろうと思っていても,やっぱり結果が出るまでは緊張するんだろうな。本当によかったね,Pちゃん。
出荷枚数は確か40.1万枚くらいでしたよね。この結果を見ると,リアフェの75万枚って本当に化け物的だったなぁと実感しますね。そうそう,昨年の11月,「青春アミーゴ」の初動がMr.Childrenの「四次元」を超えなくて良かったっていう話を授業でして,学生の失笑を買った記憶があります(笑←でも,半分以上本気)。


さて,奇しくも今回の2位は「手を出すな!」(GAKU-MC/桜井和寿)の6万枚。これまた,少ないな〜(笑)。今度は完全に負けちゃってますね。まあ桜井さんにこんなこと言ったら怒られちゃうと思うんですけど。「退屈なヒットチャートにドロップキック」って歌っちゃう人ですからね。
個人的には,この曲好きなんですよ。RAPと桜井さんのメロディの組み合わせが新鮮だし,言葉の選び方,メロディへの乗せ方がすごく上手いし。何と言っても,韻の踏み方が完璧です。「言葉」にこだわっている感じがビンビン伝わってきて,聴いていて心地良いです。
KAT-TUNもね,ぜひ「言葉」は大事にしていって欲しいと思います。英語の歌詞がいっぱい入っても,イマドキな表現でもかまわないんだけど,英語と日本語の単語を並べただけに見える歌詞だったり,こういう表現は絶対しないよっていうのがあんまり多すぎると,素直に聞けなくなっちゃうので。スラングでもいいし,多少乱暴な言葉遣いでも全く問題ないと思うんだけど,たくさんの「言葉」を知った上で,この言葉を選んだんだろうなというのが感じられる歌を歌い続けてくれると嬉しいです。きっと短い時間で楽曲を作り上げるのだろうから,すごく大変なことだと思うけれど,何度も聴ける曲って,どこか「言葉」を大切にしているところがあると思うので,KAT-TUNにもぜひそうなって欲しいな〜と思います。