「サプリ」第8話 感想

えーっと,私は公私混同する男性が嫌いです。そういうわけで,今日の勇也には若干許せないものがありました。


でも,恋愛モード突入当初にああいう失敗をしてしまう危険性も否定はしません。周りが見えなくなっちゃうっていうのもないわけではないと思います。だから,百歩譲って,勇也みたいな状況はありだろうと思うことにします。(間違っても惚れないけど)


若干どころか,まったく許せなかったのは,それに対するミナミの対応です。


以下,一部(全編?)お見苦しい箇所があるので,隠します。



どの面下げて,勇也に「好きになってもらっても,困る」とか言ってんだよ!


調子に乗らせたのは,アンタのほうだろうが。キスに応えて,職場でもまんざらでもないみたいな顔しといて,今さら「困る」ってどういうことだよっ


ゼー,ゼー。


そういう勘違いをさせてしまうような,調子に乗せてしまうような言動をとらないっていうのが,歳上の女性が歳下の男の子と恋愛するときの最低のマナーでしょう。
勇也のことをよく見ているのであれば,彼がそうなっちゃうことはわかるでしょ?自分も大恋愛していて,周りが見えなくなっちゃってるっていうんなら,コドモだなとは思いますけど,まだ許しますよ。中身がないとか自信がないとか,わかったようなこと言ってましたけど,“自分は大人で,今のキミは私にはつりあわない”としか聞こえないんですけど... 以前からデリカシーのない言い方する人だなぁとは思ってましたけど,まさかあそこまでとは。


加えて納得いかなかったのは,クライアントのところに打ち合わせに行く場面。
クライアントにちょっと嫌な顔されたくらいで待たせるようなやつなら,最初から連れていくなよって思いませんでした?
だって,あんな格好してチャラチャラついてったら,クライアントに嫌な顔されることくらい,最初っからわかってることでしょ?それがイヤなら,ちゃんとした格好して来いって指示出そうよ。もしああいうラフな格好をイシダらしいとか彼の個性だって言うんなら,クライアントがどんな顔しようが動じないっていうのが基本でしょ。
それに,ああいうシチュエーションだったら,ミナミがクライアントに紹介しなきゃ。研修中で,目障りでしょうが同席をお許しくださいって,頼むのが基本でしょ。そういうの一切ナシで,クライアントの露骨な拒絶を受け入れた格好で「ここで待ってて」って言ったら,そりゃ勇也も落ち込むでしょ。俺って藤井さんの何?って思うでしょ。


でもって,最後に「(部屋に来ても)いいよ」。
舌の根の乾かぬうちに「(部屋に来ても)いいよ」(しつこいけど)。


なんじゃ,そりゃ。