「N'sあおい スペシャル」を見る

ただいま出張中で,梨で有名な某県に来ています。KAT-TUNはまだライブしていないところです。滝翼コンか翼ソロコンかは確かやったはず(違ったらごめんなさい)。
今日は前乗りするだけだったので,夜とっても暇で,ホテルで「N'sあおい」を見ました。慶ちゃんが出てるやつですね。


「医療は科学だ」「情に流されたら,助かる患者も助からない」が信条の医師が出てきて,あおいとぶつかる話でした。石原さとみちゃん演じるあおいは,相変わらず情に厚くて,患者のことを第一に考えていて,ボロボロになっても頑張ってるんですよね。フィクションだし,最後は何となくあおいのスタイルが支持されて終わるわけですけど....
現場だと難しいよねって思いました。


おそらく「医療は科学だ」というクールな考えの持ち主が日頃頑張っていて,何かあったときにあおいみたいに患者の気持ちを考える人がいてくれる,くらいのバランスがいいんだろうな。あおいみたいな考えの人は絶対必要だけど,それだけじゃダメなんじゃないかと思うんですよね。そこのところを,あのドラマはあんまり描けていなかった気がします。まあわかっていたことではありますけど,結局あおいが正しいのかよって,ちょっとだけ思っちゃいました(見方がひねくれていてスミマセン)。


夏目先生もなぁ,クールな考え方をするということと,病院からの電話を無視したり自分の担当かどうかで切り捨てたりすることは別の話だと思うんですよね。まあ,そういう人もいるにはいるし,そうしたほうが話はわかりやすくなるけれど,おそらく現場で悩んでいるのは,クールな考え方をしながらも,とっさに人間の感情を考えてしまう人なのではないかと思います。患者には厳しいことを言いながら,裏では患者のために組織と戦ってるとか。生徒には厳しいことを言いながら,裏では生徒のために同僚と戦うとか。どっちからもありがたがられないけど,自分の思う正しいことを実現するためには,闘うことを放棄するわけにはいかないっていう人。


なんてことないドラマだったけれど,ちょっと考えさせられちゃいました。