「僕らの街で」聴きました

偶然車を運転していて，「KAT-TUN STYLE」で流れたのを聴くことができました。
T-Tコンビは盛んに「癒し系」だとアピールしてましたが，私にとっては，何度聴いてもせつない曲です。最初の印象が強烈だったからですかね。
同時に，何度聴いても，歌いだしの亀ちゃんの声がとっても繊細で，好きだなぁと思います。歌声さえもうまく合わせてくるんだよなぁって思って，亀ちゃんの何かに寄り添う（そして支える）能力の高さに，ここでもまた驚かされます。

ところで，この「僕らの街で」に関して，「（KAT-TUNは）歌うまいって聞いてたけど，大したことないじゃん。小田さんが歌ってくれれば良いのに」みたいな感想が転がっていたのをうっかり見つけてしまいました。

なんと。
あれを「大したことない」と言ったか。
小田さんにセルフカバーしろとな。

うーん，感想は人それぞれ違ってOKですけど，それにしてもちょっと的外れじゃないっすかねぇ(苦笑)。大人気ないのは承知のうえで，言い返したくてたまらない(爆)。

つーか，どっちかっつーと，わかってねーなぁって感じです(言っちまった）。

あのドラマとあの歌詞を見ればわかると思うんですけど，小田さんの完成された歌声じゃ合わないと思うんですよね。若いがゆえに少し不安定で，めいっぱい背伸びをしてるけど，でもやっぱり未熟なところもあって．．．っていうKAT-TUNの歌声は，ドラマの世界観にもあの楽曲の世界観にも，ぴったり合ってると思う。

そうそう，転がってた意見がオフコースが歌ってくれれば良いのにっていうものなら，まだわからないでもないんですけど。「僕らの街で」のメロディ（というよりハーモニーか？）って，完全にオフコースのテイストなんですよね。小田さんのソロとは，微妙にだけど，でも確実に違うんです。
オフコースのファンだった人間が言うんだから，間違いない(笑)。

それはさておき，小田さんの音楽をあれだけ忠実に再現しているKAT-TUNって，けっこうすごいと思うんですけどね。むしろ，忠実に再現しすぎだよって思うくらい。小田さんもある意味容赦なく小田節を炸裂させてるわけですしね。あれだけ上手い人たちが作る楽曲で遠慮がないっていうのは，ホントにすごいことなんだと思うんだけどな。
まあ，そういうすごさって，なかなか表には出ないものなのかもしれないですね。

どうにも納得行ってない（まだ言ってる！）カップリング曲も含めて，12月7日をドキドキしながら待ちたいと思います。