いいの,平気,と私は言いたい

ちょこっとご無沙汰してしまいました。風邪を引いたのか,ここのところ調子が悪くて,仕事から帰るとご飯を食べたらベッドへ直行という生活を送っていました。ケータイから更新を試みようとして,握り締めたまま寝てたり...(汗)


でもって,この前のエントリでは,おかしなことを書いてしまってスミマセンでした。どっちつかずな自分がきっといろんな立場の人を傷つけているんだろうとわかりながらも,態度を決めることができない..という状況で,そんな自分に少し嫌気がさしつつも,でも何考えたって個人の自由じゃん?という開き直りも少しあったりして,あんな風になってしまいました。


CDでX'mas versionを聴いたあとに,必ずDVDでオリジナルバージョンを聴きなおしてしまったりしています。でも,そういう話をあんまり書くと,5人に失礼なんじゃないの?というご意見をいただきます。あぁ,そういうもんかと思ってなるべくそういう話はスルーしようとすると,今度は仁さんファンの方々が寂しい思いをされるわけですよね。そういう意見を全部引き受けられたらどんなに良いだろうと思いつつ,現実の自分はどこまでも非力で,そういう思いに何一つ応えることができません。
たかがブログだけれど,ホントに難しい。そして,どこまでも力不足な自分が恨めしい。


最近,そんなことを考えています。


今日,本屋さんで『東京タワー』のPOPに江國香織さん直筆のメッセージを見つけました。


女たちがもしすこしかなしくても
男の子がもし少し若すぎても
いいの,平気,と私は言いたい


「いいの,平気」という言葉の持つ圧倒的な安らかさに,私はどこまでも憧れます。


そう。
周囲から見たとき,少し不幸な状況に見えたとしても,自分自身でちょっぴりそれを自覚していたとしても,「いいの,平気」と私も言いたい。