「白虎隊」第一夜 感想

脚本がだいぶ説明くさいなぁと思いながら見ていて,ふと気がついちゃいました。


もしかして,You&J世代って,白虎隊のこと知らないのか...(!)
私たち以上の世代だと,日テレだったかがドラマ化した「白虎隊」のイメージが強いと思うんですよね。ものすごくカッコよくて,涙なしには見られなくて,逆に批判されたくらい。美化しすぎだって。で,あれってものすごく評判がよかったドラマで,かなりの人たちが見ているので,白虎隊ってみんな知ってるもんだと思い込んじゃってました。


あの映像で白虎隊を知った世代からすると,今回のドラマはちょっぴり違和感がありました。内舘脚本だけあって,女性に思いっきりスポットがあたったストーリー展開で,でもその力の入れ具合とは別次元の問題として,基本的なところに関する説明を入れる必要があって(じゃないと,おそらく視聴者の大半は何の話だかわからない)...と盛りだくさんな印象があったので。しかも周囲に存在した女性にスポットをあてながらも,主役はやっぱり白虎隊士でしかもPちゃんですもんね。Pちゃんはとっても頑張っていたので,もちろん見ていて気持ちよかったんですけど。全体のバランスを考えると,ちょっとビミョーっていうところがちらほらありました。
そうそう,ジャニーズばかり注目されている感がありますけど,白虎隊士,かなりのメンツでしたね。若手の俳優,根こそぎかっさらってきたら白虎隊ができました,みたいな感じ。もうちょっと一人一人にスポットがあたったらいいなと思うけれど,さすがにあと2時間じゃ無理かな...


ラストの予告映像で泣きそうになっちゃいました。白虎隊って,基本的に死に様を見るのが目的みたいな話なので,明日はヤバそうです。


聖も頑張ってましたね。連ドラとりながらこんなことやってたんかい!と思いながら,見てました。不謹慎な話ながら,明日の予告で儀三郎が切腹するシーンが出てきますけど,あそこの聖がむっちゃくちゃカッコよくて,またちょっと泣きそうになりました。


ま,きちんとした感想は明日全部見終わってからあらためてということで。