「見ることって暴力だと思うんですよ」

今朝の「めざまし」のインタビューで,加瀬亮さんが言ってました。


ドキッとして。次に,あぁ,その感覚わかるって思って。私が最近KAT-TUNに対して思っていることだったから。


アイドルって見られる商売ですけどね,それは暴力を容認することとイコールではないと思うんですよ。でも,彼らは暴力的な視線にも文句一つ言わずに耐えてますよね。「アイドルって見られる商売だからね」という亀ちゃんの言葉は,ほとんど自分に言い聞かせているようにしか聞こえない。そして,唯一「それは暴力だろ?」と事あるごとに主張していた仁さんが,そういう状況に対して距離を置くという結果になって,もう3ヶ月半が経過している。


にも関わらず,仁さんが悪者になっちゃうんだよな。


でも,そうじゃないと思うんですよ。ファンとして彼らを見つめることとかブログに書いていくことの暴力性に,ファンがもっと自覚的にならないといけない気がする。しかも,そういう暴力性からタレントを守るような甲斐性ない(!)事務所に所属してる人を好きになっているわけだから,なおさら。


彼らに注目していきたい。彼らが頑張っている仕事に対して,こちらも真剣に向き合いたい。
でも,その真剣さがときに暴力となりうることを,決して忘れずにいないといけない。


彼らの露出が少ないこの時期に,そんなことを考えています。