卒業おめでとう

ごめんなさい,今日は,KAT-TUNと全然関係ない話です。


うちの学校は,今日が卒業式でした。本当に苦労した「魔の84年組(!)」が無事卒業。ほっとするような,でも寂しいような...すごく複雑な気持ち。
やっているときは最大限努力しているつもりでも,こうやって少し時間が経ってから彼らを見ると,もっと何かしてあげられたんじゃないか...という少し苦い気持ちになったりします。彼らが社会に出て,充実した人生を送ってくれたら,そのとき初めて私のやっていたことが無駄ではなかったことになるのかもしれません。気が遠くなりそうな話ですね。まったく(苦笑)。


今日は,いろんな学生さんが挨拶に来てくれました。
いつも危なっかしい感じで進級していた子が「卒業できました」って報告しに来てくれたり,部屋に来ては議論をふっかけてくるやっかいな(笑)子が「他の学校に行ってもっと勉強してきます」って言ってくれたり,ホントに嬉しいことが多かったです。
一番嬉しかったのは,いつも必要最小限のことしか話さないでさっさと帰っていく淡白な子が,「温泉行ったときのお土産です」って言って最後にプレゼントをくれたこと。中身は地酒のセットでした(笑)。


授業をしたり,学生を指導したりするときって,笑顔見せてる余裕なんてほとんどないんですよ。他の先生はどうだか知らないけれど,私は誉めることもめったにありません。男女問わず,学生を泣かせるなんて日常茶飯事だし。とにかくヒールに徹しているので,相当嫌われているだろうとなかばあきらめているところがあります。みんなのことは大好きだけど,好きだからこそ譲れないものもあるから。
でも,そんな緊張関係の中でも,何となくわかってくれてた人もいたんだな〜と思ったら,驚くほど心が軽くなりました。


卒業おめでとう。
みんなの未来が輝かしいものでありますように。