亀ちゃん,関係者の皆さん,お疲れさまでした!

亀ちゃんの連載の文章に触発されて,リアルタイムで最終回を見ました。


実は,先週が終わった時点で,次が最終回というのを聞いてちょっと愕然として,次に最終回だけど延長がないというのを聞いて,スタッフでもないのに絶望的な気分になっちゃっていたんです。
だって,「神の雫」がどのワインかという最大のお題に加えて,雫と一青の関係もあれば,雫とみやびちゃんはどうなるわけ?!というのも気になり,一青とマキさんの関係だって!という感じで,残った話が多すぎて...
これを50分でどう説明しろというのだ!という気分になっていたんです。
テレビで何かを作っていくって,ホントに大変なことなんだなと,あらためて思い知らされたというか。


でも,実際に見ていて,手を抜いてる感じなかったよな〜,と思います。もちろん,ワインの話をする余裕はほとんどなくて,「神の雫」のインパクトはほとんどないに等しかったし,だからこそ見終わってあの作品の良さというか面白さを映像で表現するのはホントに難しいんだなという気分にはなりましたけど,それでも,最後とりあえず全員の話にケリをつけていたあたりには脱帽でした。グダグダにしてしまわなかったところに,制作側の意地を見た気がしました。


個人的には,雫とみやびちゃんのシーンが最後の最後まで好きでした。特に,屋上での告白シーン,良かった〜(^-^)
感動するとか名シーンというより,思わず顔がほころんじゃう,というような感じ。
何でも原作のみやびちゃんよりだいぶはっちゃけていたみたいですが,私にとってはそれがよかったです。途中,みやびちゃんに救われた部分が多かったと思うので。


亀ちゃんはもちろん,関係者の皆さん,本当にお疲れさまでした。
物を作る大変さと,結果がおもわしくなくてもなお頑張る続ける真面目さみたいなものを再確認した気がしました。そういうことを感じさせてしまうのは,エンタメとしてのドラマとしては失格だ,と言われてしまえばそれまでだけれど,何と言うか,私の中では見た意味があったドラマでした。


この気持ちは「愛」という言葉では表せない。むしろ「感謝」という言葉で表現したい。
...って感じですかね。